2013年のトピックス

IFCA40年の歩み

IFCA創立40周年にあたり、IFCAのこれまでを振り返ってみました。

1975年

創立1周年記念の親善パーティ

1976年

X'mas Party

1977年

初代会長KWC母校50年振り訪問

この訪問でケンタッキー・ウェスレアン大学へIFCAから留学生派遣(学長からの要請)と松本記念図書寄贈が発案され実現に及んでいる。


松本寅一初代会長、ジェイムズKWC学長両夫妻

1979年

第1回親善旅行

シアトル、サンノゼ、ロス等で多くの人々(知人たち)との交流ができた。


ホテルでのディナーパーティ

1981年

SummerCamp


米国ホームスティの下準備も兼ねてのサマーキャンプ

1983年

第1回米国ホームスティ

(カリフォルニア州サクラメント)



帰国前にロスに立ち寄り、観光と家庭訪問も

1984年

創立10周年記念祝賀会


第2代会長須山達三(元モロッコ、ノルウェイ、トルコ大使)挨拶

1989年

ハイチ(Haiti)訪問


松本代表義援金持参で、単身政治不安定なハイチ(カリブ海)へ

1990年

バザー


バザー終了後のスタッフ一同

1991年

子供のX'masおさらい会

1992年

Halloween Party

1994年

20周年記念祝賀会


講師陣の紹介

1995年

高大生X'mas Party

2012年

カンボジア親善旅行


子供たちと“大きな栗の木の下で”を一緒に楽しむ


カンボジアの小中学校で先生方と記念撮影

Message from OB and OG

大学・大学院を修了して帰国

東京に大雪が降った日、雪景色を見ていると懐かしい思い出が蘇って来ました。Wesleyan大学を初めて訪れた時も雪でした。白い世界に赤レンガ造りの大学が、私を迎えてくれました。異文化の中へ寒さと不安を胸に夢だけを追ってたどり着いた場所でした。IFCAからの留学生を既に受け入れていた為、環境も整っていたので、無事に学生生活に溶け込む事が出来ました。事前の松本先生の細やかな配慮のお陰だと思います。大学内の図書館に良く通いましたが、IFCAから寄贈された多くの本達を見るたびに、簡単にGiveUpして日本には帰れ無いと思い良く勉学した事を白く染まった東京を見てふと思い出しました。現在も留学で培った知識と英語を使い沢山の外国人の方達とコミュニケーションをしています。五大陸からの人間と意思疎通、指導出来る英語と言うツールが人生に刺激と豊かさを招く魔法の様に思います。全ての始まりは、松本先生との出会いから始まりました。ありがとうございます。先生!

元生徒 長谷川 聡(陶芸講師)

10歳で参加したサマーキャンプから翻訳と通訳の道へ

思い起こせば三十数年前、初めてIFCAの行事に参加したのは9歳の時だった。それからIFCAにこんなに長く、そして深くお世話になろうとは...。翻訳と通訳の仕事に就いたのも、10歳で参加したサマーキャンプがきっかけだった。英語を話す時の、母国語とは違う不思議な感覚にすっかり魅了されたのだ。英会話がある程度身に付いたのは、中学から大学卒業までの毎週のレッスンと、中2、高1、高3の夏に参加した米国でのホームステイのおかげである(ホストファミリーとは30年来の親交が続いている)。

IFCAで学んだのは英語だけではない。バザー、サマーキャンプ、ハロウィン、クリスマス、キンゼイ氏やハイチのシスター今田の講演会、コンサート、野球やガレージでの卓球等々...。多彩な行事を通じて、知見を得たり国籍や年齢層の異なる方々と接したことは、仕事や生活の上で大いに役立っている。さらに住まいまでお世話になるとは!留学生センターでの共同生活は異文化と自分を知る機会となった。IFCAから授かった一つひとつの恩恵が、長い間に熟成されて人生の貴重な宝となっている。松本先生をはじめお世話になった方々への感謝を胸に、今後も宝の数々を磨いて大事にしていきたい。


空港でホストファミリーと筆者

元生徒 駒田 牧子(通訳・翻訳業)

IFCA創立40周年にあたって

会長 ロバート O. キンゼイ

On June 15th, 2014, IFCA will celebrate its 40th Anniversary at a hall in Shibuya, Tokyo.

IFCA is a privately endowed educational institution that was created in 1974 by Michiko C. Matsumoto, who continues to sever as IFCA's superb Chief Executive Officer.

A primary purpose of IFCA is to enable Japanese students of all ages to become acquainted with the cultures of other nations throughout the world. Equally impor- tant is IFCA's educational program to enable foreign students from nearly thirty different countries to become acquainted with the culture of Japan. During the past forty years, IFCA has succeeded in achieving great prestige in both of these fields of educational endeavor.

Buildings at IFCA provide lecture rooms, study rooms, and an auditorium for all students, and residence accommodations for foreign students. In addition to campus programs, there are summer camp programs and travel groups top foreign coun- tries.

IFCA's cultural curriculums include classes for the study of the English and Japa- nese languages; classes for the study of many Japanese traditional arts and foreign traditional arts; art exhibitions; and musical performances, with special encourage- ment to student artists. IFCA has also assisted some of its students to enter colleges in the United States.

In furtherance of its basic International Friendship objective, IFCA has donated financial assistance and other contributions to educational institutions in ten other nations. Within Japan IFCA has also provided assistance to hospital, orphanage, symphony orchestra institution and school institutions.

Robert O. Kinsey
President of IFCA

要訳

IFCAは年齢に問わず多くの人たちが世界中の文化に触れる機会を提供しております。同時に海外からの留学生達に日本での宿舎提供をし、日本の文化を学んでもらう貢献も過去40年間しております。IFCA会館では語学教室、文化教室そして不定期に各種講演会、音楽会、展覧会そして講習会も開催しております。IFCA生徒達には教育の一貫としてサマーキャンプ、アメリカへのホームステイそして親善旅行も行なっております。さらにIFCAからの米国大学への留学派遣にも協力しております。国内外各地への義援金を始め、教育、厚生、文化施設等にも支援しております。

キンゼイ国際芸術財団よりプラチナ賞授与される

昨年8月1日米国シカゴにあるキンゼイ国際芸術財団本部にてIFCA国際親善文化協会代表松本道子にそのプラチナ賞が授与された。IFCAが国際親善、教育、文化の分野において多大な貢献をし、またその長年の功績と実績に対して賞賛された。