インドネシア大使のお誘いで実現したカンボジア親善旅行
駐カンボジア大使のお誘いを受け、3月22日〜28日IFCA会員6名でカンボジア親善旅行に参加した。先ずは2日間アンコールワット等の観光を楽しんだ後、プノンペンへ移動。その夜はインドネシア大使公邸での晩餐会に招待され、駐カンボジア日本国大使、カンボジア政府顧問官両夫妻、ユネスコ代表の方々など総勢約20名での賑やかで楽しい交流会となった。
インドネシア大使公邸での晩餐会出席者
(前列中央インドネシア大使・日本国大使両夫妻)
翌日は、今回の旅行の際大目的である学校(インドネシア政府援助で設立。小中学生約750名)を訪問した。全校挙げての大歓迎を受け、日本からの寄付金を代表に贈呈後、会員の協力のもと集まった学用品等を子供達一人一人に手渡した。日本の歌、踊りを披露したり、子供達と一緒に歌ったり踊ったり多いに交流を深めた。
全校生徒による出迎え
全校生からの温かい歓迎
学校訪問でのIFCA代表挨拶
小中学校にIFCAから寄付金贈呈
子供たちが事前に覚えた“大きな栗の木の下で…”を全員で合唱
“大きな栗の木の下で”を唄うカンボジア少年
カンボジア小中学生と“象さん”を唄う
北米再会旅行
IFCA会長キンゼイ(シカゴの自宅にて)昨年夏休み開始と同時にシカゴへ飛んだ。40年近く住んでいたロスからシカゴに移り住んで4年になるIFCA現会長のロバート・キンゼイを訪ねた。ダウンタウンとミシガン湖が一望に見渡せるホテルの69階と70階のコンドで優雅な暮らしを楽しんでいる。
1年ぶりの再会。キンゼイはIFCA会長のみならず、私にとっては留学時代に夫婦で親代わりをしてくれ、それ以来私のアメリカの両親でもある。今年96歳になるキンゼイ会長は今でも美術に関する出版物の執筆活動などに忙しい。時々IFCA英会話教室のための教材も自ら作ってくれている。彼の元気で長生きの秘訣は毎日3回のスクワット、そして日本酒の晩酌らしい。
ホームステイのオタワ(カナダ)からリッチモンド(バージニア州)に飛ぶ。モレッツ博士夫妻とは2年ぶりの再会。私の最初の留学先イースタン・ケンタッキー大学院の院長であった博士宅にはこの20数年以上隔年訪ねている。2人とも80歳を過ぎてはいるが地元の病院でヴォランティア活動を続け、教会(キリスト教プレスビタリアン)の役員でもある。民主党の党員である博士は私の滞在中にもその地域の夜の集会に参加していた。モレッツ夫人は私のIFCA英会話教室のための教材探しに熱心。図書館廻りをして生徒の能力に合わせた本を選んで、毎回百ページ以上ものコピーに協力してくれている。
筆者の恩師モレッツ博士夫妻
シンシナティー(オハイオ州)の飛行場には43年ぶりに再会する留学中の友人であるチィーチィがゲイトから出てきた私にいきなり走りよってハグしてくれた。学生時代よりかなりふくよかな体型になってはいたが全く変わっていなかった。隣にいる産婦人科医師であるご主人を紹介してくれた。家に着くと彼らの二人の子供たち、孫、妹家族が迎えてくれた。ご主人がグリルで焼いたチキンとサラダ(3〜4種類)、食後のケーキ等すべてホームメイドの料理がテーブルに並んだ。もうひとつのサプライズがあった。彼女の父上が大学時代の私たちを撮った8ミリをDVDで見せてくれた。その仲間たちと翌日オハイオ川ほとりのレストランで再会した。感激のハグ。夕方帰宅した時ご主人が台所で料理をしているのには驚いた。前日夕方私たち3人で散歩中にご主人の携帯が鳴り、急患が出たと彼は病院に走り去った。家に戻ったのは午前1時、仮眠して午前8時にはまた病院へという生活ぶりには脱帽! “生まれ変わってもまた主人と結婚したいの。”と彼女が私に言った。彼女と飛行場で別れてから“彼女が幸せで良かった!”と私は心の中でつぶやいた。
米国留学中の友人達と43年ぶりに再会。
右側がチィーチィ
(IFCA代表、英会話教室専任講師:松本道子)