新刊紹介

『根付 NETSUKE』角川ソフィア文庫ジャパノロジーコレクション

中学から大学までIFCA英会話教室に通っていた駒田牧子さん(通訳、翻訳家)がこのたび“根付”の本を出版しました。
是非最寄りの書店にてお買い求め下さい。

IFCAに在籍した事のある方へ

この40年間IFCAに在籍した事のある方は事務局までご一報下さい。創立40周年祝賀会案内状をお送りします。

東日本大震災に際して義援金を贈りました

このたびの東日本大震災に際しては、IFCA基金より、日本赤十字社を通して義援金を贈りました。IFCAでは継続して義援金を贈る予定です。

ハイチ共和国に義援金を!

IFCAでは1982年からシスター今田(クリスト・ロア宣教修道女会)を通じて20年近く(彼女が日本へ帰国するまで)バザーの純益から義援金を送り続けてきた。1989年には私みずから義援金を腹巻に秘めてハイチに足を運んだ。当時からハイチはクーデターが頻繁に起き、不安定なそして極貧の国でもある。当地の日本大使館も閉鎖しており、外務省から止められながらも覚悟しての訪問であった。私がハイチ到着から迷い込んで2日目に彼女の病院に必死の思いでたどり着いたときには、いつも冷静なシスター今田でさえも“よくもご無事で!”と私に抱きついてきたほど。長期的援助を考慮し、IFCAでは今年11月のバザーからの純益をハイチ大地震のための義援金として送ることにしている。多くの方々の協力を願っている。

松本記

ハイチへ義援金を持参した松本代表
1989年8月ハイチへ義援金を持参しての松本代表(シスター今田撮影)

シスター今田からハイチのニュース

ハイチにいらした松本さんにとってこの度の地震による被害のひどさをご想像いただける事と思います。ポート・プリンス、レオガン、ジャックメルなど南がひどく、北はあまり被害を受けなかったそうです。松本さんがいらして下さったポンテステルは北の方で建物も被害はなかったそうです。私が働いていた病院(センフランソワサール)のニュースは入ってきていません(1月20日現在)。シスター須藤は昨年日本に戻っている時でした。これからもお祈りと共によろしくお願いいたします。

今田紀子(クリスト・ロア宣教修道女会ホスピス責任者)

シスター須藤(ハイチ共和国在住)よりIFCAからの義援金にお礼状

国際親善文化協会代表松本道子様

私、シスター須藤昭子はシスター今田と同じ修道会に属しております。1970年よりハイチ共和国で働いております。

今年2012年の夏、貴女様のお便りと義援金を頂きました。お手紙によると2010年12月3日になっております。本当に長い旅をしてお心にこもったご寄付が届いています。頂いたご寄付は地震で倒壊した結核患者を入院させる病院の建築に携わっています。患者たちは一年以上もテント生活をして、現在はスイス赤十字社が建ててくれた仮設病院に入っています。

頂きましたご寄付はこの結核患者たちの食料補給のためにも使用させていただきました事をご報告いたします。保険省(ハイチ)からの食費のための支給金がないのでいつも患者たちに食べさせるのに苦労しております。頂きましたご寄付に深く感謝いたします。

ハイチより日本にお便りするのは大変難しく、いつ届くかも解りません。このたび幸便があり、カナダに帰る人が見つかりこの手紙をことずけます。遅れましたがバザーでご活躍されました皆様によろしくお伝え下さいませ。

感謝をこめて。

2012年11月12日
シスター須藤昭子拝

ハイチ援助会よりお礼状(一部)

この度はハイチのために多額の援助金をお送りいただきありがとうございました。シスター今田からもお聞きし、以前から心をかけて援助して下さっていたことを感謝いたしております。現在シスター須藤がハイチで活動しています。善意の方々の援助金を有効に使わせていただきたいと願い努めております。

2010年12月4日
クリスト・ロア修道女会
シスター谷口

熟年燃人紹介

紅陽会会長の岡田ちゑ子さんを掲載しました。

新刊のご紹介

『Kintaro's Autobiography』(英語版)『金太郎自叙伝』

『Kintaro's Autobiography』表紙国際親善文化協会出版部からこの度『金太郎の自叙伝』が出版されました。
ワイヤーヘアダックスフンドの金太郎はロサンゼルスで誕生して5ヶ月目に日本にやってきました。彼の6年2ヶ月間の短い、しかし充実した生涯を面白おかしく彼の言葉で書き綴っています。英文(中学3年程度の英語)で綴られており、可愛い色彩豊かなイラスト(斎信行氏作成)と写真つき。やさしい英語書を読み始めてみませんか。
昨今身近な家族ですら思いやりや、情愛に欠け、自己中心で身勝手な行動からお互いに傷つけ合う事も稀ではありません。小さな弱い者に対する虐待も生じているのが現実です。命の尊さ、愛する事のすばらしさを再認識できるのが『金太郎の自叙伝』です。

購読希望の方は、
国際親善文化協会出版部 電話:03-3466-3028
幸福書店(小田急線 代々木上原駅前) 電話:03-3469-6317
までどうぞ!(税込み¥2,000)

金太郎の自叙伝は明るく愉快な写真とイラストレーションが沢山入っていて読むのが楽しみです。着物を着て立ち上がっている金太郎には驚きました。丸い目を光らせて口を一文字に結んでいる姿には一人前の自負心を持っているような感じが見え、舌を出して笑っているような表情に見える姿は大分リラックスしている感じです。写真の中の金太郎はそれぞれのグループに溶け込んで仲間の一員になっている感じです。ユーモラスなイラストの配置もよく写真とうまくタイアップしていて、全体の色調が美しく愛情にあふれた、いい御本だと思いました。
(元小学校教諭)

アメリカで生まれ、5ヶ月後に日本に住むことになった、金太郎の短いけれど素晴らしい生涯をユーモラスにそして感慨深く描いてありました。ご家族や周りの人々から愛され、大切に育てられた金太郎の嬉しい様子がこの絵本のページに溢れんばかりでした。本校は病弱の養護学校です。心身に様様な困難を抱える子供たちが通っております。金色の毛で金太郎という名のダックスフンドの物語は、本校の子供たちにきっと生きることの心地よさと勇気を与えてくれるものと確信いたします。本校の子供たちにとって、最高のプレゼントになるはずです。
(県立養護学校校長)

I enjoyed "Kintaro's Autobiography" and am making a presentation of it to the library to which I belong. I do thank you for such an attractive book with such an enjoying story.
(カナダ・ブリティッシュコロンビア州 元高校英語教諭)

I have had the opportunity to read Kintaro's Autobiography to several classes of students, and they have thoroughly enjoyed it! Please know that it will be greatly enjoyed by Rural Point students for many years to come!
(アメリカ・バージニア州小学校校長)

金太郎君!
この度は自叙伝出版おめでとうございます。無視されるのが何よりも嫌いだったあなたがこれほどまでに大勢の方たちの注目を浴びることになって、さぞ天国で舞い上がって喜んでいらっしゃることでしょう。ほんとうにすばらしい御本です。まるでオルゴールの蓋を開けるような、いとしさで本を開けてはその度にたのしませてもらっています。こんな見事な鮮やかな形でこの世に生きた証を残したあなたに心からの拍手を送ります。
(大阪在住、金太郎の友人)

周囲の人々の愛情をいっぱい受けていろいろな経験をし、またこのような形で生涯を描いてもらい皆の記憶の中で生き続ける金太郎君は幸せだと思いました。読み終わった後温かい気持ちになりました。
(銀行員)

本学院はミッションスクールであります。聖書に「自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ。」とありますように常に愛をもって人に接することを教えています。この度改めて、生きるものを愛する大切さ、尊さを教えられました。本書は図書館に設置し、子供たちの教育の一助とさせていただきます。
(私立高校教頭)

あなたも自費出版しませんか?

イフカ国際親善文化協会出版部では、自費出版のお手伝いをしております。お気軽にご相談を。

詳細は国際親善文化協会出版部 編集室(松本、黒澤)まで、お問い合わせください。